1958年(昭和33年)9月26日深夜。
伊豆半島に近づいた台風は、狩野川流域を中心に大きな被害をもたらしました。
今年はこの「狩野川台風」から60年の節目を迎えます。
自然は私たちに美しい風景や特産品などの恵みをもたらしてくれる一方で、生活に大きな影響を及ぼす災害を引き起こします。
それでも人々は自然と向き合い、工夫を重ねて付き合い続けてきました。
その工夫は治水工事などのハード面の整備だけでなく、祭りや伝承など、災害後の心の在り方にもおよびます。
60年の節目に、この展示が、自然災害や自然と人々との共生を学び、考えるきっかけとなれば幸いです。
11月末くらいまで展示予定です。
また、地元伊豆長岡の演劇サークル「劇団DAN」が狩野川台風をモデルにした公演を打ちます。
公演は9月22日、23日の2日間。場所はジオリアと同じ建物の修善寺総合会館にて。
詳しくは劇団のフェイスブックをご覧ください。
・劇団DAN Facebook